【ANA・JAL】燃油サーチャージは2017年8月発券分から日本発着路線で最大7000円値下げへ(11月末発券分まで据え置き)

ジェット燃料

ANAとJALで、2017年2月発券分より日本発の国際線航空券で燃油サーチャージの徴収が再開し、2017年4月1日以降の発券分はさらに値上がりしてきたことはお伝えしてきました。

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2017年2月発券分より、ANAとJALで、日本発の国際線航空券で燃油サーチャージの徴収が始まることが発表されました。路線別のサーチャージ料金などまとめておきたいと思います。 燃油サーチャージの徴収はどのように決められるのか? 2016年4月から2017年1月発券分については燃油サーチャージの徴...続きを読む
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2017年2月発券分よりANAとJALで、日本発の国際線航空券で燃油サーチャージの徴収が再開したことはご存知だと思いますが、新たに2017年4月1日以降の発券分はさらに値上がりすることになりました。 また、旅行開始国が日本以外の場合でも徴収が開始されることが、今回の大きな変更点です。 これから旅...続きを読む

2017年8月1日以降に発券分の燃油サーチャージが値下がりすることが発表されましたので、ANAとJALでの路線別の燃油サーチャージ料金などまとめておきたいと思います。

=== (2017.8.15追記) ===========================

10-11月発券分の燃油サーチャージは据え置くと発表されました

燃油サーチャージは、記事内に記載の金額で請求されることになります。

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燃油サーチャージの徴収はどのように決められるのか?

燃油サーチャージの徴収基準

ANAのサイトには以下のように説明されています。

  1. 原則として本運賃額を2ヶ月間固定とします。設定された2ヶ月間は航空燃料価格の動向により運賃額を変更することは致しません。なお、関係国政府の認可状況に応じた変更については、この限りではありません。
  2. 本運賃の改定指標となる航空燃料価格については、改定時点における直近2ケ月のシンガポールケロシン市場価格の平均を用いることとします。ただし、2015年4月以降分日本円の場合はその平均価格に同期間の為替レート平均を掛け合わせた価格を適用いたします。
  3. 日本発旅程はシンガポールケロシン市場価格の平均に同期間の為替レートの平均を掛け合わせた価格が6,000円を下回った場合、本運賃を適用いたしません。

シンガポール市場におけるケロシン価格はアジアでのケロシン価格の基準として用いられているため、この価格を基準にANAやJALなど各航空会社は燃油サーチャージを徴収するかしないかを都度(2ヶ月毎に)改定しています。

シンガポールケロシン市場価格価格推移

直近1年間の推移を見てみましょう。

シンガポールケシロン価格推移-2016年6月〜2017年6月

※クリックで拡大表示できます

2016年12月から60米ドルを超えてそれを維持してきたのですが、2017年5月に入りガクッと落ちました。

今回の改定における計算対象期間は「2017年4月~2017年5月の2ヶ月平均値」が基準になりますので、それが平均値を下げる要因になった格好ですね。

この期間でのケロシン価格にドル円の為替レートを掛けて計算した、日本円ベースでのケロシン価格の推移をグラフにしてみました。

ケロシン価格、ドル円が左軸(単位:米ドル)、日本円換算価格、日本円平均値が右軸(単位:円)です。

シンガポールケロシン価格推移-日本円_20170401-0531

※クリックで拡大表示できます

この計算では平均6,906円となりました。

今回の改定では「2017年4月~2017年5月の2ヶ月平均値」を基準にして計算した結果、シンガポールケロシンの市況価格は平均62.51米ドル、1米ドル111.14円となり、日本円換算額が6,947円になったと発表されています(ANA公式リリース)。

現在の基準である7,000円以上8,000円未満の1つ下の「6,000円以上7,000円未満」に該当するので、2017年8月1日〜9月末までの2ヶ月間に発券する航空券では現在よりも値下がりした燃油サーチャージが徴収されることになりました。

ケロシン価格が若干上昇傾向にあり為替レートはほぼ同じであることを考えると、次回改定時にはギリギリ7,000円を超えて、また現在の徴収額に戻るのかな!?と思ったりしています。

2017年8月1日〜9月30日までに発券するANA&JALの燃油サーチャージ料金一覧

ANAの場合

ANA機体

まずANAの場合です。

旅行開始国が日本かそれ以外かで、燃油サーチャージの徴収額が変わります。(以下は、1旅客1区間片道当たりの金額です)

旅行開始国が日本の場合

2017年2月以降の燃油サーチャージも履歴として記載しておきます。

路線徴収額
2/1〜3/31
徴収額
4/1〜7/31
徴収額
8/1〜9/30
日本=欧州・北米(ハワイ除く)・中東・オセアニア3,500円7,000円3,500円
日本=ハワイ・インド・インドネシア2,000円4,000円2,000円
日本=タイ・シンガポール・マレーシア・ミャンマー・カンボジア1,500円3,000円1,500円
日本=ベトナム・グアム・サイパン・フィリピン1,000円2,000円1,000円
日本=中国・香港・台湾・マカオ500円1,500円500円
日本=韓国200円300円200円

ヨーロッパ往復だと往復7,000円、ハワイ往復で4,000円、バンコク往復だと3,000円といった具合に、追加で徴収されることになります。

旅行開始国が日本以外の場合

路線右記以外
米国ドル
欧州で購入の場合(英国以外)
ユーロ
英国で購入の場合
英国ポンド
日本=欧州・北米(ハワイ除く)・中東・オセアニア433427
日本=ハワイ・インド・インドネシア251916
日本=タイ・シンガポール・マレーシア・ミャンマー・カンボジア181412
日本=ベトナム・グアム・サイパン・フィリピン12108
日本=中国・香港・台湾・マカオ654
日本=韓国222

こちらは前回の改定から変化ありません。引き続き、同額が徴収されます。

したがって、海外発券は燃油サーチャージが同額で徴収されることになります。

JALの場合

JAL機体

次にJALの場合です。基本的にANAと変わりません。路線の表記が多少異なるだけで、エリアとしての徴収額は一緒となっています。

旅行開始国が日本かそれ以外かで、燃油サーチャージの徴収額が変わります。(以下は、1旅客1区間片道当たりの金額です)

旅行開始国が日本の場合

こちらも、2017年2月以降の燃油サーチャージも履歴として記載しておきます。

路線徴収額
2/1〜3/31
徴収額
4/1〜7/31
徴収額
8/1〜9/30
日本=北米・欧州・中東・オセアニア3,500円7,000円3,500円
日本=インドネシア・インド・スリランカ・ハワイ2,000円4,000円2,000円
日本=タイ・シンガポール・マレーシア1,500円3,000円1,500円
日本=グアム・フィリピン・パラオ・ベトナム1,000円2,000円1,000円
日本=中国・台湾・香港500円1,500円500円
日本=韓国・極東ロシア200円300円200円

旅行開始国が日本以外の場合

路線徴収額[USD]
日本=オセアニア43
日本=中東43
日本=欧州43
日本=北米43
日本=インドネシア・インド・スリランカ・ハワイ25
日本=タイ・シンガポール・マレーシア18
日本=グアム・フィリピン・パラオ・ベトナム12
日本=香港6
日本=台湾6
日本=中国 6
日本=韓国・極東ロシア2

海外発着路線では、ANA同様変更はありませんが、上記金額が徴収されます。

まとめ

ANAとJALで、2017年8月1日〜9月30日までに発券する日本発着の国際線航空券で燃油サーチャージの徴収額が現行より値下がりすることになりました。往復で最大7,000円の徴収額となります。

ただ、現状の推移からすれば次回の改定では、現在の徴収額に戻りそうな様子もあるので、この2ヶ月の期間を上手く使って発券したいですね。

特に年末年始とかに家族で海外旅行に行く場合には、行くエリアにもよりますが、家族だと最大数万円も違うと思いますので有効に活用したいところ。

次回改定時にも改めて動向をチェックしてみたいと思います。

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