シンガポール・チャンギ空港T2でプリペイドSIMカード購入とiPhone設定方法まとめ

SingTelプリペイドSIMカードサイズ

海外旅行に行った時に、無いと困るものと言えばインターネット接続環境ではないでしょうか?

Facebookやtwitterなんかにサクッと投稿したり、LINEの無料通話なんかで電話番号が無くても会話できる時代ですので、兎にも角にも「ネット環境さえあれば何とかなる!」ということで、もはや必需品とも言えます。

普段使っているスマホがSIMフリーでないとか、そもそも「英語で話すとか無理!!」ということで、海外用Wi-Fiを国内の空港とか事前に用意して持っていく方も多いとは思いますが、荷物は増えますしバッテリー切れも心配ですよね…

そして何より、その費用はけっこう割高です。安いものもありますが、1日あたりの利用量が実は制限されていたりとあまり使い勝手は良くないんですよね…

一番のオススメは、現地のプリペイドSIMカードを利用することです。プリペイドですので海外ローミングの使い過ぎて高額請求なんてことはあり得ないですし、SIMカードの挿し替えだけで、日本で普段使っているようにスマホを使うことができます。

今回はシンガポール・チャンギ空港(T2;ターミナル2)での、プリペイドSIMカードの購入方法と、iPhoneでのAPN設定手順をご紹介いたします。2017年1月時点の情報です。


SingTelのプリペイドSIMカードの種類と特長

シンガポールでは3社の移動体通信事業者が存在しています。

  • SingTel(正式には、Singapore Telecommunications)
  • StarHub
  • M1

シェアはSingTelが最も高いようです。空港(少なくともこのターミナル2)で24時間購入できるのはSingTelだけです。

SingTelのプリペイドSIMカードは大きく分けて、次の2種類があります。

  1. hi! SIM Cards
  2. hi!Tourist SIM

hi! SIM Cards

こちらのプリペイドSIMカードは、残高内であれば自由に利用できるタイプです。SIMカード購入時に種類に応じた残高がセットされています。

現時点では、8ドルから50ドルの4種類のSIMカードが販売されています(SingTel プリペイドSIMカードサイトより)。空港で取り扱いがあるのは、38ドルと50ドルの2種類のようです。

 SingTel-プリペイドSIMカード-$8SingTel-プリペイドSIMカード-$15SingTel-プリペイドSIMカード-$38SingTel-プリペイドSIMカード-$50
販売額$8$15$38$50
初期残高$10 value$18 value$38 value + FREE 1GB Local Data$50 value + FREE 5GB Local Data
初期残高有効日数90120180180
通話料 8¢/分 (月〜金 8:00pm – 7:59am、土日全日)
 16¢/分 (月〜金 8:00am – 7:59pm)
データ通信量5.4¢/10KB2.7¢/10KB
対応サイズstandard / micro / nano

通話やデータ通信などの都度利用によって、上記表のように課金され残高が減っていくことになります。

あるいは、データ通信であれば以下のような定額プランもあります。

長期滞在者向けで、大量には使わないけどインターネット環境は確保しておきたいニーズ向けですね。

SingTel-DataPlans-LongExpiryPlans

出張とかで数日間の滞在だけど、ちょっとだけ使えるようにしておきたい方向けでしょうか。3、4日間の滞在であれば1GBあれば十分でしょう。これであれば$7(600円弱)で済みます。とても経済的ですね!

SingTel-DataPlans-HighValuePlans

大量にデータ通信したい方向け。モバイルで動画観たり、ライブ配信する方くらいしか想定できません…(苦笑)

SingTel-DataPlans-HighUsagePlans

残高が不足したら、コンビニの7-Elevenなんかで売っていますが、Top-Upカードを購入して残高を補充することになります。

現時点では、3種類のTop-Upカードが販売されています。チャンギ空港で販売されているのは、50ドルタイプだけのようです。

 SingTel-TopUpカード-10ドルSingTel-TopUpカード-20ドルSingTel-TopUpカード-50ドル
販売額$10$20$50
補充高$11.5$23$57.5
無料着信期間10日間20日間20日間
有効期間90日間180日間180日間
有効期間(ボーナス分)30日間
($1.5相当分)
30日間
($3相当分)
30日間
($7.5相当分)

既にSIMカードを持っている場合は、こちらのTop-Upカードを購入して残高を補充し、データプランを新規に契約するなりして利用していきます。

電話番号が変わることもないので、長期滞在者や出張者はこういう利用方法がベストだと思います。

”Charge(チャージ)”ではなく”Top-Up(トップアップ)

よくある日本人の間違い英語ですが、プリペイドカードの残高を補充するカードを購入する時に”チャージ”と言う方がいますが、それは通じません。それだと「バッテリーを充電する」の意味にとられてしまいます。
(Suicaチャージとかnanacoチャージという言い方を日本ではしているので、そこから連想してしまっているのかも知れません…)

“Do you have a top-up card for SingTel?”
といった感じで尋ねましょう。

数日の旅行程度であれば電話することはあまりないでしょうが、データ通信は都度課金だとあっという間に残高がなくなってしまうので、何らかのデータ定額プランに入る必要はありそうですね。

ある程度の期間シンガポールに滞在する長期滞在者、あるいは頻繁にシンガポールを訪れる出張者の方には便利なSIMカードだと思います。

hi!Tourist SIM

こちらはその名の通り、旅行者(Tourist)向けのSIMカードになっていて、アクティベートしてから限られた日数のみ使用可能で、プランを選択するといった使い方はありません。

使い捨てタイプのSIMカードです。

現時点では、15ドルから50ドルの3種類のSIMカードが販売されています(SingTel hi!Tourist SIMサイトより)。

どのタイプも、各ターミナル(1〜3)の「Travelex Currency Exchange Counters」で販売されています。

 SingTel-TouristプリペイドSIMカード-$15SingTel-TouristプリペイドSIMカード-$30SingTel-TouristプリペイドSIMカード-$50
販売額$15$30$50
国内通話500分無制限無制限
国内SMS100通無制限無制限
国際電話30分90分90分
データ通信4GB14GB20GB
使用期限5日間10日間10日間
対応サイズstandard / micro / nano

50ドルタイプは2枚のパッケージになっていて、シェアすることができるようになっています。

10日間有効タイプですので、それぐらいの期間を友人や夫婦など2人でシンガポールに滞在し、テザリングも含めてガンガン使うという方には良いかもしれません。購入手続きは1度で済むので、そこはメリットでしょうか。

あるいは、端末を2台持ちしていて、それぞれにSIMカードを挿して利用したい方向けな感じはします。

通常は、シンガポール滞在日数に合わせて、15ドルあるいは30ドルタイプを選択すれば良いでしょう。

データ通信だけではなく、国内通話やSMS、国際電話もかけられますし、上記のプリペイドSIMカードと違いプランの選択などしなくても済むので、何かと使い勝手が良いSIMカードですね!

通常の旅行であれば、こちらの「hi!Tourist SIM」をオススメします!

実際にチャンギ空港ターミナル2でSIMカードを買ってみました

今回はANA便でしたので(なぜANA便なのかはこちらの記事をお読みください)、到着はチャンギ空港ターミナル2となります。その到着フロアのマップです(チャンギ空港HPより)。

チャンギ空港ターミナル2SIMカード販売ショップ

Baggage Claim Hallで手荷物を受け取り、税関を抜けたエリアが「Arrival Meeting Hall」と書かれた場所になります。

ですので、SIMカードを取り扱う「Travelex Currency Exchange Counters」は、税関を出てから左手に進むと見えてきます。白地に、青と赤が目印でしょうか。

チャンギ空港ターミナル2-Travelex Currency Exchange Counters

その名のとおり両替屋なのですが、SIMカードの取り扱いも行っています。パット見では両替屋にしか見えませんが、一番右の電子ボードにSIMカードを取り扱っていることが書かれています。

カウンターには取り扱いSIMカードのメニューが置いてありますので、欲しいSIMカードを購入しましょう。その際にパスポートの提示を求められますので、取り出しやすいように予め用意しておくと良いですね。

そして、私が購入したSIMカードはこちら。

SingTelプリペイドTouristSIMカード15ドル版

今回は2泊滞在の予定ですので、5日間有効の15ドル版を購入しました。

プリペイドSIMカードの装着

プリペイドSIMカードはフリーサイズになっていて、一番外側から内側に向かって、

standardサイズ
 ↓
microサイズ
 ↓
nanoサイズ

となっています。下の写真では、nanoサイズでSIMカードがちょうど外れた状態です。

SingTelプリペイドSIMカードサイズ

私はiPhone6を使っているので、一番内側にあるnanoサイズを使用します。最近のスマホではnanoサイズが一般的で、少々古いモデルでもmicroサイズでしょう。

3-in-1(standard/micro/nano)対応なので、どの機種でも形に沿って切り取れば使用できるので安心ですね。

 機内でSIMカードを外しておきましょう

私の場合ですが、機内でSIMカードを外したり、交換しています。現地で新規に購入する場合であれば外すだけ、有効な現地SIMカードを既に持っている場合には交換しておきます。

機内はテーブルがあって安定しているので、小さいSIMカードを失くす心配も少なくて安心です。現地ショップ店頭やその周辺だと、人も行き交いますし、注意散漫になって置き引きなんかも心配だったりします。

SIMカードとイジェクトピン

私は写真のように、ジッパーのついた目薬入れ(これはスマイル40シリーズです^^)にイジェクトピンとSIMカードをまとめて入れています。これがいつもパスポートに挟まっています。


SingTelプリペイドSIMカードのiPhone設定方法

SIMカード挿入後は基本的には自動的に設定が完了します。

しばらくすると、キャリア名の箇所が「Singtel」になれば、まずは通話は可能な状態になります。データ通信ができるかどうかは、その右側に「3G」あるいは「4G」と表示されなければなりません。

自動でそのように設定されればそのまま通話もデータ通信も可能なのですが、3Gなどの表示がされない場合には、手動で設定を行う必要があります。

iPhoneでの手動APN設定方法(SingTel)

SingTelプリペイドSIMカード説明書

「インターネット・アクセスの問題ですか?」と書かれた箇所に、APNを「hicard」に設定してください、とあります。この設定を手動で行う必要があります。

「設定」>「モバイルデータ通信」>「通信のオプション」>「モバイルデータ通信ネットワーク」で、以下のような画面にあるAPN欄に「hicard」と入力すればOKです。

SingTelプリペイドSIMカードAPN設定

設定としてはこの1箇所だけで大丈夫です。しばらくすると「Singtel」の右隣に「3G」あるいは「4G」と表示されると思います。

何でもいいのですが、試しにニュースサイトとかSNSとかデータ更新が必要なアプリを開いてみて、最新に更新できればデータ通信も可能な状態になっていることを確認できますので、ぜひやってみましょう!

どうしてもできない場合には・・・

自力でできない場合には、店員さんにやってもらいましょう。その際は、店員さんが操作しやすいように、英語表記にしておくと優しいですね。

こちらの手順でiPhoneを英語表記にできます。

「設定」>「一般」>「言語と地域」>「iphoneの使用言語」>English

SingTelプリペイドSIMカードの残高と有効期限の確認方法

hi!Tourist SIMでは、電話のキーパッド画面で「*100*1#」とダイヤルした後に「電話ボタン」をタップすると、しばらくすると現在の残高と有効期限がSMSで届くようになっています。

SingTel残高&有効期限確認

私の場合ですが、日中使っても、100MB程度の使用量だったことがわかります。

数日間の滞在であれば、4GBもあればかなり十分ですね。

まとめ

シンガポール・チャンギ空港(ターミナル2)での、プリペイドSIMカード(hi!Tourist SIM)の購入方法とiPhoneのAPN設定方法についてまとめました。

海外用Wi-Fiは「やっぱり高いよな〜」と思っていた方は、この際、現地プリペイドSIMカードを試してみてはいかがでしょうか?SIMカードの挿し替えだけですので、とてもお手軽で経済的な通信手段です。

現地のプリペイドSIMカードを使うには、SIMフリー端末が必要ですので、その点はご注意ください。

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